イラン石油相「OPECプラスの決定は、イランの石油輸出増加の意向に影響しない」
7月 03, 2021 17:33 Asia/Tokyo
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イランのザンゲネ石油大臣
イランのザンゲネ石油大臣は、OPEC加盟国にロシアやメキシコなどの非加盟主要産油国10カ国を加えたOPECプラスの決定が、石油輸出増加に関するイランの意向に影響しないことを強調し、「制裁が解除されたときはいつでも、我々は最短期間で石油市場に復帰するだろう」と語りました。
イルナー通信によりますと、ザンゲネ大臣は第18回OPECプラス会議後、「今回の会議において、石油市場へのイランの復帰についても話がなされた」とし、「会議が長引いた理由は、一部の加盟国が自国の産油量のシェアをめぐり対立していたことにある」と述べました。
また、「一部の加盟国は、自国に対して公正が守られず、一部の国が多くの産油枠を得ていると考えている」と語りました。
第18回OPECプラス会議は結論なしに終了しましたが、加盟国は今週中に再度、ビデオ会議を開催し、この組織を構成する23ヶ国は、2020年の合意に従い産油量の段階的な増量方法について決定を下すことになっています。
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