イラン外相、「我々は対話・外交に忠実であることを証明した」
7月 14, 2021 15:44 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相が、「我々は、対話や外交に忠実に従っていることを示して見せた」と強調しました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は13日火曜、オンライン形式で開かれたNAM非同盟諸国運動の中期外相会合において、「我々が今日直面している世界的問題の波は、国際レベルでのさらなる集団的措置の必要性を高めている」と述べました。
さらに、「多国間主義こそが、世界の厳しい危機に対する唯一の回答とされる」として、「新型コロナウイルスは、これまでの人類の世代にとって世界的連携が試される最大の試練である」と指摘しました。
また、「イランは常に、多国間主義の遵守を、ひとつの有力な外交政策の基盤として示し続けてきた」と説明しました。
続けて、「欧州が、米の核合意離脱後にイランの人々に対する自身の経済的約束を履行せずに不幸をもたらし、さらには米新政権が、失敗した”最大限の圧力”政策をやめようとしない中で、イランの決意は姿を現すことになった」と強調しました。
そして、「米国は、過激な一極主義により様々な出来事を引き起こしており、ほぼ全ての人々がなんらかの形でこの問題に直面している」として、「パレスチナで起きているアパルトヘイトを、目隠しで手綱を引かれるように盲目的に支援し、パレスチナの人々の基本的人権を否定することは、西アジア地域の情勢不安をさらに悪化させている」と述べました。
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