イラン外務省報道官、「米英によるイランへの言いがかりは根拠なく、扇動的」
(last modified Mon, 02 Aug 2021 12:41:05 GMT )
8月 02, 2021 21:41 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のハティーブザーデ報道官
    イラン外務省のハティーブザーデ報道官

イラン外務省のハティーブザーデ報道官は、ラーブ英外相が発言しブリンケン米国務長官も同調したイランに対する根拠のない言いがかりを、「矛盾した話で、事実に反し、扇動的なものだ」とし、強い遺憾の意を表明した上で厳しく非難しました。

IRIB通信によりますと、ハティーブザーデ報道官はその上で、「この予定調和の声明は矛盾の極みであり、まず何の証拠も示さずにイランを非難し、そして推測で物を言っている」と述べました。

同報道官は、イランはペルシア湾や公海上での船舶の安全な航行を守り支持しているとして、「イランは一番多くの領海線をペルシア湾に有しており、常に船舶の安全確保において周辺諸国と協力する用意ができている。ペルシア湾における地域外からの軍の駐留や介入は、地域の安定と安全を乱す存在だ」と述べました。

ハティーブザーデ氏は、「(米英などの)国々が紅海や公海上でのイラン商船に対するテロ攻撃には、支持同然の沈黙を貫いている一方で、明らかな政治的偏見で根拠のない主張をイランに向けている。彼らは自らの根拠のない主張を証明するような証拠があるのなら、それを提示しなければならない」と語りました。

同氏は最後に、「イランは国の安全と利益を守ることには一瞬の迷いもなく、あらゆる煽動的な行為には、すぐさま厳しい回答を与える」と述べました。

 

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