8月 10, 2021 13:43 Asia/Tokyo

イスラム暦モハッラム月、すなわちシーア派3代目イマーム・ホサインの殉教を追悼するシーズンの到来を前に、イラン北東部マシュハドにあるシーア派8代目イマームレザー聖廟ドームに掲げられている旗が、通常の緑から、追悼のシンボルである黒旗に取り替えられました。

黒旗に模様替えするこの儀式は毎年、モハッラム月の到来および、シーア派3代目イマームホサインを追悼する一連のイベントの開始の象徴として実施されています。

イマームレザー聖廟ドームの旗と、墓石を覆う柵やミナレットの追悼装飾は、イマームレザーの殉教日の3日前に当たる、イスラム暦ラビーオルアッワル月3日までに掲げられることになっています。

さらに、イマームホサイン追悼旗はモハッラム月を前に、イラン全国の家々やモスクに掲げられます。

10日火曜は、イスラム暦1443年モハッラム月1日、即ち同暦の元日に当たります。

イマーム・ホサインは、西暦680年に当たるイスラム暦61年モハッラム月の10日、イラク南部の町カルバラーにて殉教し、この地の戦いで見せた類まれな殉教・自己献身をもって、他者に隷属しない自由と威信という教訓を、全世界の人々に示したことで知られています。

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