書道と絵画が融合したイランのカリグラフィー芸術
8月 22, 2021 19:13 Asia/Tokyo
カリグラフィーというと一般的には西洋書道を指しますが、イランのカリグラフィー芸術には、書道と絵画が融合した独自の分野があります。ヨーロッパをはじめ多くの国で興味・関心を持つ人がおり、毎年その作品の鑑賞や買付けのためイランを訪れています。
この分野で活躍する芸術家のひとりカームビーズ・アブドルザーデ氏は、絵画、書道、そしてそのふたつが融合されたアート分野において、これまでに5000点以上の作品を創作してきました。
書道と絵画を融合させた作品を創作する芸術家らは、自分たちのスタイルが書道(ハッターティー)と絵画(ナッカーシー)が組み合わさったものであることから、それを「ハッターシー」あるいは「ハッテ・ナッカーシー」とも呼んでいます。
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