イランの対外貿易が47%増加
イラン関税局のミールアシュラフィー総局長が、「今年3月下旬から今月下旬までに相当する、イラン暦の本年の上半期におけるわが国の対外貿易量が昨年比で47%増加し、450億ドルに達した」としました。
イルナー通信によりますと、ミールアシュラフィー総局長は、イラン暦の今年の上半期におけるイランの対外貿易の増加に触れ、「この期間中に、わが国と世界各国の間で、7910万トンの製品が取引された」と述べています。
また、「この期間中に、218億ドル相当分の製品6000万トンがイランから外国に輸出されており、これは、昨年の同時期と比較して重量面で30%、金額面で61%増加している」としました。
さらに、イラン暦今年の上半期における、イランを経由してのトランジット輸送貨物の総量が585万6000トンに達したとし、「これは前年比で88%の増加を示している」と語っています。
そして、「わが国の最も重要な輸出相手国は順に中国、イラク、トルコ、UAEアラブ首長国連邦、そしてアフガニスタンである」と述べました。
ミールアシュラフィー総局長によりますと、上述の期間中におけるイランの最も重要な輸出品は液化天然ガス、メタノール、ポリエチレン、中間素材としての鋼片・半製品、鉄インゴット、プロパン、アンモニア、ガソリン、鉄の棒、カソードだったということです。
最後に、同期間中のイランへの輸入に関しても、「イラン暦の今年の上半期においては、金額にして231億ドル相当分の製品1910万トンが各国からわが国に輸入されており、これは昨年比で重量面では15%、金額面では37%の増加となっている」としました。
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