イラン外相とシリア大統領が会談、「状況は、シリアに有利に変わってきている」
(last modified Sat, 09 Oct 2021 16:10:33 GMT )
10月 10, 2021 01:10 Asia/Tokyo

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相と、アサド・シリア大統領が地域情勢や両国関係に関して協議し、意見交換を行いました。

ファールス通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は9日土曜正午、今回の外遊ロシア、レバノンに続く3番目の訪問国としてシリア・ダマスカスに到着し、アサド大統領と会談しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、アサド大統領との会談で、「状況は、シリアに有利に変わってきている」と述べています。

また、「我々は、持続可能な経済発展計画を思案しており、仮にわが国に対する圧政的な制裁が続行されたとしても、それを追求するつもりだ」としました。

さらに、アフガニスタン情勢に対するイランの政策について説明し、「我々は、現支配勢力・タリバンを含むアフガンのすべての関係勢力とやり取りしており、彼らに包括的政権の結成を呼びかけている」と語っています。

一方、アサド大統領もこの会談で、「米軍のアフガン撤退は、新たな枢軸の出現および、西側枢軸の凋落・没落のしるしである」とし、「イランはアフガン情勢が成功裏に収束すべく、アフガンの近隣諸国や、これに関して役割を担っているそのほかの諸国とともに協議に入る必要がある」としました。

 

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