イラン革命防衛隊が、米軍艦への対処の詳細を説明
(last modified Wed, 03 Nov 2021 17:34:37 GMT )
11月 04, 2021 02:34 Asia/Tokyo

イランイスラム革命防衛隊が、最近の同隊による米軍艦への対処の詳細に関して説明しました。

イランイスラム革命防衛隊は3日水曜、公示を発表し、「当防衛隊海軍の当意即妙かつ断固たる措置により、オマーン海上でのイラン原油窃取を狙った米テロリスト海軍の作戦は失敗した」と表明しています。

この公示はまた、「アメリカは今回の出来事において、イラン原油を運搬中のタンカー1隻を、オマーン海上にて窃取し、これをある地点まで誘導したが、その場所は不明である」としています。

さらに、「イスラム革命防衛隊海軍の戦士らは、海賊行為に遭遇した原油輸送タンカーの甲板上で空挺作戦を実施し、これを制するとともに、イラン領海まで誘導した」としました。

そして、「米テロリスト軍はこれを受け、複数の軍用ヘリや戦艦を用いて、問題のタンカーの追跡を試みたが、革命防衛隊海軍の敢然たる介入により失敗した」としました。

この公示ではさらに、アメリカがタンカーの進路を遮断するためにさらなる可能性や便宜、数隻の軍艦を駆使して自軍の強化を画策したものの、これも失敗したことに触れ、「アメリカは、イスラム革命防衛隊海軍の執念深く勇敢な戦士らに、イラン国民の利益に対するあらゆる種類の挑発と脅威に断固として対処する用意・態勢が整っていることを悟り、これ以上の挑発の続行を断念し、その場から退去した」とされています。

なお、この公示の末尾には、「この出来事の明確かつ透明で、動かぬ証拠としての動画が、メディアに提供されることになっている」と結んであります。

今回の問題に遭遇したタンカーは去る10月25日、イラン領海に入り、同国南部のペルシャ湾に面したバンダルアッバース港湾に寄港しました。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio