イランの政府高官がニュージーランド外相と会談
(last modified Sun, 22 May 2016 09:35:31 GMT )
May 22, 2016 18:35 Asia/Tokyo
  • イランの政府高官がニュージーランド外相と会談

イランのザリーフ外務大臣、ホッジャティー農業大臣、シャムハーニー国家安全保障最高評議会書記が、それぞれニュージーランドのマカリー外相と会談しました。

2日間の日程でイランを訪問するマカリー外相は、21日土曜、テヘラン入りしました。

ザリーフ外相とマカリー外相は、特に経済分野における、両国の関係拡大について話し合いました。

また、包括的な農業分野の協力合意書が、ホッジャティー農業相とマカリー外相の立会いのもと、調印されました。

この協力合意書は、貿易の拡大や、両国が利益を得られる為の農業協力といった内容が含まれています。

シャムハーニー書記も21日夕方、マカリー外相と会談し、核兵器の廃絶、麻薬対策、気候変動対策などに関する、イランとニュージーランドの共通の見解に触れ、「通商、政治、経済の分野での協力の拡大に向けた適切な下地が存在する」と語りました。

マカリー外相もこの会談でイランとの全面的な協力の強化への意志を強調し、「イランは地域の政治、安全、経済のバランスに影響を及ぼす強力な大国だ」と述べました。

タグ