イメージが語るイラン
中部イスファハーン州マフヤール隊商宿
12月 26, 2021 15:47 Asia/Tokyo
イラン中部イスファハーン州にあるマフヤール隊商宿は、同国に約500年前に栄えたサファヴィー朝時代の建築様式による傑出した建造物の例です。
この隊商宿は、レンガ細工や石膏、化粧タイルで装飾されており、イランに数ある隊商宿の中でも最も権威あるもののひとつです。
この隊商宿が位置するのはイスファハーン州シャフレザー郡内マヒヤール村で、そこには南部ファールス州の中心都市シーラーズへ向かう街道が通っています。
この隊商宿は、サファヴィー朝を建国したイスマーイール1世(在位1501~1524)の治世に建設され、その後1674年ごろに修復の手が加えられて現在の形に完成しました。
この隊商宿が重視されていることの理由としては、この建物の前に伝統的な市場バザールやモスク、伝統的なコーヒーショップ、パン屋が存在することが挙げられ、このような特徴を持つ隊商宿はきわめて少ないとされています。
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