イランの自然
イラン中部アブーゼイド・アーバード砂漠
2月 05, 2022 15:51 Asia/Tokyo
アブーゼイド・アーバード砂漠はイラン中部イスファハーン州にある砂漠で、同州カーシャーン市の北東に位置します。この地域にある一面の砂漠と灼熱の砂丘は、一年を通して多くの観光客を惹きつけています。
アブーゼイド・アーバード砂漠には史跡もあり、これよりこの地域はさらに多くの観光客を呼び込んでいます。
「オウィー」の名でも知られるヌーシャーバードの地下都市を訪れたなら、皆様はきっと驚かれる違いありません。
この地下都市の独特で不思議な構造には、昔の人々の知恵と創造性が見て取れ、魅惑的な謎にあふれています。この地下都市は土壁に覆われた個々のスペース、通路、水路などから構成された3階建ての構造となっており、地面からの深さは最大で18mにも達し、歴史ある遺産として見る者をうならせるものです。
アブーゼイド・アーバード砂漠にあるそのほかの見所として、モンゴル支配時代の史跡コルシャーヒー城塞があげられます。
この城塞の建築構造は非常に好奇心をそそるもので、ここの砂漠の砂が建材として使われ、入り口や広いスペース、冬用・夏用の部屋など様々な構造部分が存在する点に、イラン建築のオリジナリティが見てとれます。
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