2月 16, 2022 17:06 Asia/Tokyo

イラン北部・マーザンダラーン州のノウシャフル市にある幽霊の湖は、同市の有名な観光地のひとつとなっており、ハンノキ属やセイヨウシデの木が生い茂る森林の中に位置し、セイヨウシデの湖とも呼ばれています。

この湖の水は非常に澄んで清潔であることから、湖の中から生える木々が水面に反射してこの湖の美しさを増しています。

この湖がある森林の周りではスィーサンガーン森林公園があります。スィーサンガーン森林公園は幽霊の湖の北西部の17キロメートルに位置しています。

幽霊の湖という名前がついた理由の一つは、特に秋や冬に雨が降ると一日中湖の一面が霧で覆われ、神秘的な光景をみせるためと言われています。

他の理由としては、水面から出ている枯れ木が湖に近づいている人々を見ているようであるということです。水面が低くなると、枯れ木の景色がさらに怖くなります。木が逆さまに水に植えられているかのように見えますが、実際は腐食して枯れているのです。

この一帯は一時期広大な平野でしたが、降雨と浸水により湿地の湖になったようです。


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