イラン外務省、「メッカ巡礼儀式が行われないのはサウジアラビアの責任」
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イラン外務省のジャーベリーアンサーリー報道官が、「イラン人が今年のメッカ巡礼儀式を行わない場合、その責任はサウジアラビアにある」と語りました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
May 29, 2016 19:48 Asia/Tokyo
  • イラン外務省、「メッカ巡礼儀式が行われないのはサウジアラビアの責任」

イラン外務省のジャーベリーアンサーリー報道官が、「イラン人が今年のメッカ巡礼儀式を行わない場合、その責任はサウジアラビアにある」と語りました。

ジャーベリーアンサーリー報道官は、28日土曜夜、テレビ番組で、今年のメッカ巡礼儀式について、「サウジアラビアは自らの主張に反して、政治的な関係をメッカ巡礼に絡めている」と語りました。

ジャーベリーアンサーリー報道官はまた、「サウジアラビアはさまざまな問題において、イランと敵対していると考えており、一時期自国をイランとの緊張状態においている」と強調しました。

さらに、「サウジアラビアはメッカ巡礼における安全の確立と領事の支援という、もっとも自国の政策を明白な責務を受け入れていない」と述べました。

ジャーベリーアンサーリー報道官は、ほとんどの地域で発生した事件は、サウジアラビアに責任があり、おそらく、サウジアラビアの暴力的な政策の理由のひとつには、世界におけるサウジ人の行動への懸念と、世界の人々の彼らに対する見解が挙げられるとしました。

今年のメッカ巡礼に関する2回目の協議に参加するため、使節団を率いてサウジアラビアを訪問していたイラン巡礼機関のオウハディ長官は、27日金曜、イランに帰国しました。

イラン人巡礼者の尊重、巡礼における安全の確保、イラン人巡礼者に対する領事関連の支援、イラン国内でのイラン人に対する巡礼ビザ発給などは、この協議でイランの使節団が強調した重要な内容の一部です。

29日日曜は、サウジアラビアがメッカ巡礼に関するイランの要請に対して回答を行う最終期限となっています。