イランの対外貿易額が38％増加

過去11ヶ月間のイランの対外貿易が900億ドルに達し、前年同期間と比べて38％増加しました。

イラン第13期政権は2021年8月3日に発足して以降、外交における均衡、および近隣・イスラム諸国との協力拡大を、自身の対外計画の優先事項に据えてきました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、イラン税関のアスギャリー副局長は、「過去11ヶ月間にイランと貿易相手国との間で取引された製品の重量は計1億4940万トンとなり、前年同期間と比べて12％増加した」と述べました。

続けて、「このうち、435億1700万ドル相当の1億1265万8000万トンが輸出にあたり、重量で10%、金額で40％の増加となった」と説明しました。

また、同期間の輸入量についても言及し、「この11ヶ月に、465億7700万ドルに相当する3677万7000トンの製品が、様々な国からイランに輸入された」としました。

その上で、「この期間に輸入された品々の大半は、基本製品、資源、生産機器類、医薬品、医療用品、生活必需品などの、人々の生活ニーズを満たす目的のあるものだ」と加えました。

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