テヘラン金曜礼拝説教師が、ウクライナ戦争での白人やヨーロッパ人への差別的優遇を非難
(last modified Sat, 12 Mar 2022 09:42:19 GMT )
3月 12, 2022 18:42 Asia/Tokyo
  • テヘラン金曜礼拝の説教師を務めるセディーギー師
    テヘラン金曜礼拝の説教師を務めるセディーギー師

テヘラン金曜礼拝の説教師を務めるセディーギー師が、ウクライナ戦争において、白人やヨーロッパ人を優れたものとして差別的に優遇することは西側の歴史における不名誉な1ページである、としました。

セディーギー師は11日金曜の礼拝で、イエメンやシリアの戦争、パレスチナでの紛争、およびこれらの国の人々が殺害されていることに対応していない一方で、ロシアとウクライナの戦争に対応しているとして、アメリカや西側諸国を非難しました。

また、「イランがシリアやレバノンに駐留し、パレスチナにおいて同国の虐げられた人々への強い支持者であるなら、それはシオニスト政権イスラエルとパレスチナの間の紛争や、イエメンとサウジアラビア主導アラブ連合軍の戦争が、善と悪の間の戦争であるからだ」と述べました。

さらに、イランは、戦争、インフラの破壊、人々の殺害に反対である、と強調しました。

そして、「ウクライナ戦争におけるアメリカやヨーロッパの醜悪な行動は、これらの国がイエメンやパレスチナでの戦争、アメリカによるシリアでの違法な駐留や同国の資源の剥奪の継続に関して、抑圧された人々を支持する立場を表明していない一方で、ウクライナの問題については大言壮語していることを、改めて世界の人々に示した」と語りました。

 


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