イランが、アジア向け原油輸出価格を引き上げ
3月 16, 2022 21:50 Asia/Tokyo
イラン国有石油会社が、今年4月からのアジア諸国に対する各種原油の輸出価格を引き上げました。
イルナー通信によりますと、4月引き渡しのイラン産軽質原油は1バレルは2ドル5セント、重油は1ドル95セント値上げされます。
15日火曜に発表された、最新のOPEC石油輸出国機構の報告によりますと、今年2月のイランの産油量は1日あたり2,54万6000バレルで、また、同月の同国産石油価格は1月に比べて1バレル当たり、7ドル45セント上昇し、93.04ドルに達しました。
西アジア原油の基本価格は、オマーン/UAEドバイ産原油の平均価格となっています。
イランは北西ヨーロッパ、地中海、南アフリカの市場において、軽質、重油の価格をヨーロッパ産主要銘柄の北海ブレントより低く設定しています。