イラン原子力庁長官、「今後15年間でわが国の原子力産業への投資は500億ドルに」
4月 07, 2022 18:13 Asia/Tokyo
イラン原子力機関のエスラーミー長官が、今後15年間に最低でも500億ドルが自国の核技術分野へ投資されると予測しました。
イラン暦1385年ファルヴァルディン月20日(西暦2006年4月9日)、イランはウラン濃縮技術を獲得して同国中部ナタンズの施設で完全な一連の濃縮関係設備操業を始めたことを発表しました。
このように核エネルギーの全工程が完成したことから、ファルヴァルディーン月20日はイランにおいて核テクノロジーの日と定められました。
工学や多くの基礎科学の知識が集積したこの技術は現在、世界の数少ない一部の国が独占しています。
エスラーミー長官は、国際通信イランプレスとの独占インタビューにおいてまた、「イランの核エネルギーは50年の歴史を持ち、イスラム革命以前から、2万メガワットの原子力発電所建設に向けて数多くの協定や合意が結ばれていた。しかし様々な理由と1979年のイスラム革命勝利にともなって、これは実現しなかった」と述べました。
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