チーメ村はイラン中部・エスファハーン州のナタンズ郡にあります。
チーメ村の歴史は、イスラム以前の時代にさかのぼります。
残った遺跡から、ゾロアスター教徒がこの村に住んでいたとわかっています。この村にあるジャーメモスクはイスラム時代以前に、ゾロアスター教神殿となっていましたが、イスラムの台頭とともに、モスクに改装されました。
このモスクの木製の扉に刻まれた碑文によると、その歴史は約730年前にさかのぼります。
チーメ村民の言葉はアヴェスター語に起源があります。同村民は今もラージー語(古代ペルシア語の一種)に通じています。
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