イランのジャーナリストらが、イスラエルの犯罪への真剣な対応を強調 アルジャジーラ記者殉教で
(last modified Wed, 11 May 2022 12:09:29 GMT )
May 11, 2022 21:09 Asia/Tokyo

イランのジャーナリストらが、シオニスト政権イスラエルによるアルジャジーラ記者の殺害を非難し、国連や人権団体がこのような犯罪行為に対し真剣に対応するよう求めました。

カタール国際衛星通信・アルジャジーラのシーリーン・アブーアーゲレ記者は、ヨルダン川西岸・ジェニンの難民キャンプで起きた衝突の取材中、シオニスト政権軍の銃弾を受け殉教しました。

シオニスト政権によるこの犯罪は、各メディアから大きな反発を呼んでいます。

イルナー通信によりますと、イランのジャーナリストやメディア関係者らは声明を発表し、シオニスト政権による犯罪行為に対し国際的非難と効果のある対応をすることが、同政権に対抗する唯一の手段だとしています。

また、カタール外務省は11日水曜、アブーアーゲレ記者の殺害を非難するとともに、「シオニスト政権のこの行為は恐ろしい犯罪であり、国際法への明らかな違反、そして報道の自由の侵害である」と表明しました。

在パレスチナEU代表本部も声明を発表し、アブーアーゲレ記者殺害実行犯の処罰のため速やかな独立調査の実施を求めました。

イスラエル軍はこれまでに、数百人ものジャーナリストを逮捕したほか、負傷・殉教させています。

パレスチナ人ジャーナリスト支援委員会は最近、「イスラエル政権がジャーナリストを負傷・殉教させ、拘束する目的は、抑圧されたパレスチナ国民に対するイスラエル政府の犯罪の暴露を阻止することにある」と表明しました。

 


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