イラン議員らが、保障措置外のIAEA監視カメラの作動停止を支持
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イラン国会
イラン国会議員260人が声明を発表し、IAEA国際原子力機関理事会での西側諸国による対イラン決議採択を非難しました。
IAEA理事会の定期会合において、アメリカと英独仏3カ国が提唱した対イラン決議案が8日水曜、ロシアと中国の強い反対にもかかわらず採択されました。
こうした政治化は、グロッシIAEA事務局長の同調、そして事実上シオニスト政権イスラエルから提供された情報による強欲な報告の提出による、同事務局長の根回しをもって実行されています。
この動きの後、イラン外務省は声明を発表し、「IAEAの非建設的なアプローチおよび、わが国に対抗する決議の採択を理由とし、我々は実質的な対抗措置に踏み切っているが、そうした措置には最新鋭の遠心分離機の設置および、保障措置外の監視カメラの作動停止が挙げられる」と表明しました。
国際通信イランプレスによりますと、今回のイラン議員らの声明において「我々はイラン国民の代表者として、IAEA決議の起草者である西側諸国のこの政治的行動を非難する」とされています。
この声明ではまた、「IAEA事務局の複数の報告を論拠とすれば、イランは善意を持って長期間にわたり、同機関に対し最も多くの回数の監視や立ち入り査察の機会を与えてきたが、これらの立ち入りはわが国の平和的な核計画に対する西側諸国の主張問題の解決に奏功せず、毎回我々はIAEA事務局からの新たな難癖・詰問に遭遇している。そのため現在、こうした協力の必要性に疑問符がつけられている」とされています。
そして、「IAEA事務局長、そして当然ながらIAEA事務局は、その技術的な資格を公然と失っている」としています。
イラン議員らはさらに、「IAEA内のやり方や規範に反して、シオニストの諜報サービスから出された一連の主張が、イラン国内の核施設へのアクセスというIAEAの要求の基盤となっている。このことは、国内3箇所の未申告とされる施設および残された問題をめぐるIAEAの要求が政治的かつ、非技術的なものであることの明白なしるしだ」としました。
また、「IAEA内で政治的なプロセスが続いていることから、イラン国会は保障措置外の監視カメラの作動停止を含む、IAEAとの協力縮小に向けた、イランの政府や原子力庁の措置を支持する」と表明しています。

