6月 07, 2016 20:05 Asia/Tokyo
  • イランとの交渉発表を受け、ボーイング株が上昇

イランのボーイング社からの航空機購入の協議に関する報道を受け、同社の株価が上昇しました。

マーケット・ウォッチのサイトによりますと、ボーイング社の株価は6日月曜、2.3%上昇し、ダウ・ジョーンズ工業株の中で最多の上昇率となりました。

以前、イランエアのパルヴァレシュ社長は、同社はボーイング社と交渉中であり、ボーイングから100機以上の航空機を購入する可能性がある、と述べていました。

さらに、「これに関する協議は継続されており、第一段階の合意が生み出された後、航空機の数や種類について協議に入るだろう」としました。

この報告によりますと、エアバス社のイランへの航空機売却契約の発表を受け、ボーイング社もイラン市場の獲得に向けて奔走しています。

ボーイングの販売局長は、最近、「イラン市場がボーイングとエアバスで半々の内訳になることが期待される」とし、「ボーイングはイランに対するドル制裁を克服し、売却協定が実行されるように、イランとの金融取引のルートを探りたい」と語りました。

ボーイングの前に、イランはエアバスと旅客機の売却について交渉しており、今年の1月末には、イランのローハーニー大統領がフランスを訪問し、パリでエアバス118機の購入契約を締結しました。

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