安倍晋三元首相が死去、奈良で遊説中凶弾に倒れる
(last modified Fri, 08 Jul 2022 09:37:49 GMT )
7月 08, 2022 18:37 Asia/Tokyo

奈良市の近鉄大和西大寺駅周辺で街頭演説をしていた自民党の安倍晋三元首相(67)が銃撃された事件で、日本時間の8日金曜午後5時3分、安倍元首相の死亡が確認されました。

日本の報道各社によりますと、日本時間の同日午前11時半ごろ、奈良市大和西大寺駅近くで演説をしていた安倍元首相が男に銃で撃たれ、心肺停止の状態でドクターヘリにより橿原市にある奈良県立医科大学病院に搬送され、治療を受けていましたが、同日午後5時3分、死亡が確認されています。

消防によりますと、安倍元首相は首の右側に傷や出血があったほか左胸に皮下出血があったということです。

演説の現場にいた関係者の1人は、「安倍元首相の演説開始後1分から2分ほどたったあとに2発の銃声が聞こえ、そのあと安倍元首相が倒れ、意識がない様子だった」と語りました。

今回の事件について、奈良県警は現場付近で銃のようなものを持っていた奈良県の山上徹也容疑者(41)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕しました。

第2次安倍政権の発足以降の連続在職日数は2822日、すなわち約7年8カ月に及び、佐藤栄作元首相を抜いて歴代最長となっています。

 

 

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