日本外務省がてんてこ舞い、安倍元首相への弔問希望殺到で
(last modified Thu, 14 Jul 2022 06:18:40 GMT )
7月 14, 2022 15:18 Asia/Tokyo
  • 安倍元首相の葬儀
    安倍元首相の葬儀

日本の外務省に、参院選の街頭演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相への弔問を希望する各国からの連絡が殺到し、同省が対応に追われています。

日本の報道各社が13日水曜、報じたところによりますと、日本政府は各国要人らが参列できる大規模な葬儀を検討しているものの、葬儀の形式や招待者の対象範囲をめぐっては「参考になる前例がない」と頭を悩ませています。

外務省幹部は「多くの国から弔問の連絡があり、中には『今から飛行機に乗っていいか』という連絡もあり、『少し待ってほしい』と伝えている」と明らかにしました。

ただ、政府は葬儀の形式を検討中で、外務省幹部は「誰に葬儀の案内を出すかなど政府の大方針が決まらないと動けない」と語っています。

一方、各国要人が集結すれば、日本は〝弔問外交〟の場となることは必至と見られます。

安倍元首相は「自由で開かれたインド太平洋」を提唱するなど、各国から高い支持を得ていたことから、葬儀は国際社会に名を残した安倍氏を弔うとともに、各国の結束を再確認する場にもなりそうです。

また、林外相によりますと、亡くなった安倍元首相に対し、海外からの弔意メッセージも殺到しており、これまで259の国や地域、機関から1700件以上寄せられているということです。

これについて、林外相は「多数のメッセージが寄せられていることを受けて、改めて外交に残された安倍元首相の大きな足跡を感じている」とコメントしました。

 


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