東京五輪組織委元理事が、受託収賄容疑で逮捕

東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之元理事が、受託収賄の疑いで逮捕されました。

NHKなど、日本の報道各社が17日水曜、報じたところによりますと、東京地裁特捜部は同日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之元理事が、大会スポンサーの紳士服大手「AOKIホールディングズ」から賄賂5100万円を受け取ったとして、高橋元理事を受託収賄の疑いで逮捕しました。

高橋容疑者は2017年以降、AOKIの前会長らから東京大会のスポンサー契約や公式ライセンス商品の契約に関して有利な取り計らいを受けたいという依頼を受け、高橋氏が務める会社の口座に総額5100万円を振り込ませ、賄賂を受け取った疑いがもたれています。

また、同容疑者は当時、大会スポンサーの候補として同グループを組織委員会に紹介し、AOKIの前会長はライセンス商品に関する審査を早めるよう要望する文書を高橋容疑者に示していた疑いがあるということです。

このほか、AOKI前会長と前副社長、専務執行役員も収賄容疑で逮捕されました。

なお、東京地裁特捜部は、この4人の罪状認否については明らかにしていません。

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