テニスの大坂なおみ、開幕控え不安げ
8月 28, 2022 16:13 Asia/Tokyo
女子テニスの大坂なおみ選手が、今月29日に米ニューヨークで開幕する全米オープンを前に不安をにじませています。
テニスの4大大会今季最終戦、全米オープンは今月29日、ニューヨークで開幕します。
女子テニスで、4大大会4度の優勝を誇る世界44位の大坂なおみ(24=フリー)は2018年、20年と優勝しており、全豪と並んで「最も気に入ってる」大会だとしています。
しかし、その大坂選手がいつにもなく弱気な様子を見せており、表情は今ひとつ冴えないという感がぬぐえません。
大坂選手は27日土曜の事前会見でも、「1日前まではリラックスしていたけど、今日(27日)の練習で、すごく不安になってきた」と、笑みがなく心配そうな表情を示し、最初から、大会前にはあまり聞かれない弱気の言葉聴かれました。
全米は4大大会今季最後の大会で、「最近、あまりうまくいっていない。でも、4大大会の1回戦なんかで負けたくない」とし、特に1回戦の相手は、第19シードで今年の全豪準優勝のダニエル・コリンズ(28=米国)であることから不安を募らせています。
しかし、そのような中でも、「戻れるかどうかは今は分からないけど、以前のように(トップのレベルで)プレーしたい」という彼女の思いは変わりません。
2大坂の1回戦は、大会第2日、日本時間の今月31日、午前8時に第1試合が始まる予定のセンターコート夜の部第2試合に入っており、2度の優勝を誇る今大会で、そのきっかけをつかめるかが注目されます。