通園バスで死亡の園児、車内から空の水筒発見される
9月 07, 2022 15:01 Asia/Tokyo
静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で、通園バスの車内に取り残された園児が熱中症で死亡した事件で、園児の水筒が空の状態で車内から見つかりました。
NHKが報じたところによりますと、警察は、車内の温度が上がる中で園児が持っていた飲み物をすべて飲んだとみています。
牧之原市静波にある認定こども園では5日、河本千奈ちゃん(3)が駐車場に止められた通園バスの車内に約5時間にわたって取り残され、熱中症で死亡しました。
園側の説明によれば、通園バスはふだん担当している運転手が急きょ休んだため理事長が運転し、一緒に乗っていた70代の派遣職員も臨時の対応だったということです。
バスには亡くなった園児のほか、2歳児が1人、3歳児が1人、5歳児以上が3人の合わせて6人が乗っていましが、園に到着した後、女性職員が最初に2歳児をバスから降ろし、残りの5人には自分で降りるよう声をかけたものの、理事長や職員は、千奈ちゃんが降りたかを確認していなかったとみられます。
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