1968年沖縄で海水浴中の小学生らの原因不明の皮膚炎 米軍の毒ガス弾が破裂か 
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1968年7月に那覇市の小学校の児童や職員らが海水浴中に原因不明の皮膚炎症を起こした事例について、米当局が海底に廃棄した毒ガス弾が破裂した可能性があるなどと分析していたこと判明しました。
(last modified 2026-03-02T10:12:05+00:00 )
9月 20, 2022 13:26 Asia/Tokyo
  • 1968年7月に那覇市の小学校の児童や職員らが海水浴中に原因不明の皮膚炎症を起こした事例
    1968年7月に那覇市の小学校の児童や職員らが海水浴中に原因不明の皮膚炎症を起こした事例

1968年7月に那覇市の小学校の児童や職員らが海水浴中に原因不明の皮膚炎症を起こした事例について、米当局が海底に廃棄した毒ガス弾が破裂した可能性があるなどと分析していたこと判明しました。

沖縄の地元紙・沖縄タイムスによりますと、旧具志川市(現うるま市)の海岸で1968年7月21日、那覇市の開南小学校の児童や職員約240人が海水浴中に原因不明の皮膚炎症を起こし、米軍が保有する化学兵器との関連が疑われていました。

この事例について、米当局が当時、海底に廃棄した毒ガス弾が破裂した可能性があるなどと分析していたことが19日月曜までに判明しています。

その内容は、2002年に機密指定解除されたCIA米中央情報局の内部文書「沖縄での神経ガス事故」(1969年7月18日付)に記されています。

それによりますと、CIA北アジア支局長はCIA長官に宛てた同文書の中で、事例の経緯について「地元メディアは『枯れ葉剤』が原因と主張したが、原因は公式には特定されていない」などと説明しており、その上で、当局の見解として、皮膚炎症の原因は「(1)産業廃棄物(2)毒性がある海洋生物(3)海底に廃棄された戦争ガス弾が破裂-などの可能性が推測できる」と報告しています。

当時、沖縄県具志川周辺では、11本の足がある奇形カエルが発生するなどの異変が確認されていた事実もあります。

なお、国立保健医療科学院は、事件当時の調査では原因を特定できなかったものの、73年の再調査で毒性の強い藍藻によるものと結論づけています。

 


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