日産自がルノーに出資率引き下げを要請、本格協議へ
10月 10, 2022 17:48 Asia/Tokyo
仏ルノーと日産自動車は、アライアンスの今後について「信頼できる話し合い」を行っており、ルノーが設立を急いでいる電気自動車・EV部門への出資を日産が検討していると発表しました。
ロイター通信が、複数の関係者の話として報じたところによりますと、日産は長年の懸案であるルノーによる出資比率引き下げを本格的に要請すると報じていました。
なお、これについては日産に新会社への参画を求めるルノーのルカ・デメオ最高経営責任者(CEO)がこの週末に来日し、日産の内田誠社長と会談する予定で、議題の1つとして話し合うことになっています。
仏ルノーと日産自動車は10日月曜、アライアンスの今後について「信頼できる話し合い」を行っており、ルノーが設立を急いでいる電気自動車・EV部門への出資を日産が検討していると発表しました。
また、共同声明で「持続可能なアライアンス運営とガバナンス確保に向け、両社は引き続き構造的な改善を推進する」と表明しています。
ルノーの株価は、序盤の取引で5%上昇しています。