浜田防衛相;北朝鮮は「核の小型化と弾頭化をすでに実現」
(last modified Thu, 13 Oct 2022 09:31:26 GMT )
10月 13, 2022 18:31 Asia/Tokyo
  • 日本の浜田靖一防衛相
    日本の浜田靖一防衛相

日本の浜田靖一防衛相が、北朝鮮が核兵器について、「必要な核の小型化・弾頭化をすでに実現しているものとみられる」との見解を示しました。

日本の報道各社によりますと、13日に開かれた衆院の安保・外務・拉致特別委員会連合審査会で浜田靖一防衛相は、玄葉光一郎議員に答弁し、北朝鮮が弾頭ミサイルに核搭載するため「必要な核の小型化・弾頭化をすでに実現しているものとみられる」と発言しました。

また、北朝鮮が核兵器の小型化により日本を射程に入れた弾道ミサイルで、核を搭載可能かとの質問に対して「その域まで達していると考える」と述べています。

さらに、防衛力強化に関し「反撃能力を含めあらゆる選択肢を排除しない」と強調するとともに、「先制攻撃は許されないとの考えに変更はない」、「憲法・国際法の範囲内でしっかり検討したい」とも語りました。

そして「北朝鮮の核兵器計画は相当進んでいる」と指摘したうえで、引き続きアメリカと連携し、分析に全力を挙げる考えを示すとともに、「反撃能力を含め、あらゆる選択肢を排除せず、現実的に検討し、スピード感を持って、防衛力を抜本的に強化する」と強調しています。

北朝鮮は常に、地域への米軍駐留や日韓などとの合同軍事訓練を、地域の平和と安定を乱すものとみなしており、特にアメリカが北朝鮮への敵対行為を継続する限り、自らの核・ミサイル計画を続行すると表明しています。

 


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