西村環境相 “PFAS検出 情報を収集し必要な対応を検討”
(last modified Tue, 18 Oct 2022 11:09:23 GMT )
10月 18, 2022 20:09 Asia/Tokyo
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西村環境大臣が、沖縄駐留米軍基地周辺住民の血中から高濃度のPFASが検出されたことについて、「情報を収集して、必要な対応を検討していきたい」と述べました。

NHKによりますと、今月、沖縄県の市民グループが公表した調査結果で、沖縄のアメリカ軍基地周辺の住民の血中から有機フッ素化合物の「PFAS」が国の調査の平均値の2倍から4倍近い濃度で検出されたことが判明しました。

これについて、西村環境大臣は18日火曜の閣議後の記者会見で「調査の詳細な内容や結果は届いていないが、環境省としては関係自治体と連携して情報を収集して、必要な対応を検討していきたい」と述べています。

また、国としてさらに健康調査を行うかについての質問に対し、血中濃度と健康影響との関係を評価する科学的な知見はまだ国際的にも十分ではないので、よく情報収集をしながら、検討を進めたい」と述べました。

有機フッ素化合物のPFASは、人体への有害性が懸念され、沖縄のアメリカ軍基地周辺の河川などで高い濃度が検出される問題が起きています。

 

 


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