岸田首相；「核実験の可能性ある」、相次ぐ北朝鮮のミサイル発射受け

北朝鮮による弾道ミサイルの発射が相次ぐ中、岸田文雄首相が、「今後、核実験の可能性もあると認識をしている」と語りました。

NHKなど、日本の報道各社によりますと、岸田首相は参議院の予算委員会において、北朝鮮による7回目の核実験の可能性について、「最近の一連の北朝鮮の行動、これは、わが国のみならず国際社会全体の平和と安定を脅かすものであり、断じて容認できない。今後、核実験の可能性もあると認識をしている」と発言しています。

そのうえで、「法の支配に基づく国際秩序や世界の平和と安定を脅かす暴挙に強く反対し、国際社会の連帯と対抗の動きをけん引していきたい」と説明しました。

北朝鮮の武器実験、特にミサイル実験は、最近の米韓合同軍事演習への反応として行われ、ここ数週間で朝鮮半島の状況はさらに緊迫化しています。

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