米軍嘉手納基地周辺住民が抗議集会、新たな整備格納庫建設計画めぐり
(last modified Sat, 03 Dec 2022 11:19:35 GMT )
12月 03, 2022 20:19 Asia/Tokyo
  • 米軍嘉手納基地周辺住民が抗議集会
    米軍嘉手納基地周辺住民が抗議集会

アメリカ軍嘉手納基地に新たな整備格納庫の建設が計画されていることなどをめぐり、基地周辺の住民などおよそ100人が抗議集会を行いました。

NHKによりますと、嘉手納基地周辺に住む第4次嘉手納基地爆音差止訴訟の原告などおよそ100人が2日金曜、同基地のゲート前に集結し、抗議集会を開きました。これらの人々はのぼり旗やプラカードを持ち、「さび落とし格納庫の移設反対」、「F22は本国に帰れ」などとシュプレヒコールをあげました。

特に、第4次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団の新川秀清団長は「地元や県議会も反対しているにも関わらず防せい格納庫の整備計画が進められたり、今までの戦闘機を撤退させて新たに配備したりするのはまさに強化そのものだ。沖縄が苦しんできた77年前から続くこの状態をなくしていかないといけない」とコメントしています。

アメリカ軍嘉手納基地では、通称「パパループ」と呼ばれる住宅地と隣接する地区に軍用機のさびを防ぐ塗装を行うため、高さおよそ30メートルの整備格納庫2棟の建設が計画されています。

また先月からは退役するF15戦闘機に代わり、暫定的にF22戦闘機が配備されています。

 


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