ブルーインパルス飛行に反対する集会が実施、宮古島で
12月 11, 2022 20:21 Asia/Tokyo
-
ブルーインパルス飛行
沖縄・宮古島市内で、ブルーインパルスの展示飛行に反対する集会が開かれました。
NHKによりますと、宮古島市で11日日曜、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」による展示飛行が行われ、多くの市民や観光客らが華やかな航空ショーを楽しみました。
しかし、その一方で民間空港の軍事利用につながるとして、宮古空港の近くではブルーインパルスの展示飛行に反対する集会が開催され、市民らおよそ80人あまりが集まり、「ブルーインパルス飛行反対」や「軍事拡大政策をやめよ」などとシュプレヒコールをあげていました。
集会に参加した男性は「ブルーインパルスの飛行が記念行事として行われるのは軍事化を進めることになる。民間空港は人々の暮らしに役立つ空港になって欲しい」と語っています。
また、福岡から参加した女性は「自衛隊が宮古島に来て島が戦場になることに反対です。ブルーインパルスのデモンストレーションは、自衛隊を認知させて当たり前にしていく行事で、反対するために来た」とコメントしていました。
さらに今回の展示飛行の一方で、沖縄県が3000メートル滑走路のある同市の下地島空港を使わせないなど、自衛隊活動に対する県の非協力的な姿勢が浮き彫りとなる一面も見られました。
タグ


