渋谷区サイト、接続障害続く　ホームレス排除でアノニマス攻撃

国際ハッカー集団・アノニマスの攻撃を受けた東京都渋谷区のサイトは、５日になっても依然つながりにくい状態が続いています。

谷区のサイトは３日からつながりにくい状態が続いています。

これに関して、国際ハッカー集団のアノニマスは同日声明を発表し、渋谷区が区立美竹公園の再開発にあたって同公園で寝泊まりしていたホームレスらを排除したことへの報復だとしました。

美竹公園は昨年３月、再開発にむけた事業者や計画が公表されました。１０月２５日、区は事前の予告なく公園の周囲に囲いを設置し、人の出入りを禁止しました。

これに対し、公園で寝泊まりしていた人の支援団体などが抗議し、翌日になってそうした人の出入りが認められました。

しかし、先月１４日、区は追加の囲いを設置し、公園は完全に封鎖されました。

東京新聞によりますと、区は、公園で寝泊まりしていた人に対して、仮住まいのアパートを提供するなど支援を行っていると主張していますが、昨年度の利用者はわずか９人だったということです。

美竹公園で炊き出しなどを行っていた支援団体は、公園がホームレスの人々にとって互いのつながりを保つ場として機能していたことを指摘し、区の措置に抗議しています。

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