那覇市で初の避難訓練に市民団体が反対集会
(last modified Sat, 21 Jan 2023 13:58:00 GMT )
1月 21, 2023 22:58 Asia/Tokyo
  • 市民団体
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北朝鮮による弾道ミサイルの発射が相次ぐ中、那覇市で初めて住民およそ90人が参加して行われた弾道ミサイルの飛来を想定しての避難訓練に、市民団体が反対を表明しました。

外国から弾道ミサイルが発射されて飛来する可能性があるという想定で国と沖縄県、そして那覇市が市内の銘苅地区の8000世帯の住民を対象に行いました。

これにはおよそ90人が参加しましたが、会場の前では訓練に反対する市民団体などの集会も行われ「不安をあおるな。戦争準備をするな」などと声を上げていました。

訓練に反対する集会に参加していた那覇市に住む60代の女性は「こうした訓練を行うのは『戦争をする』というのが那覇市としての方向性なのかと思ってしまう。沖縄を戦争に巻き込まずに平和外交をしてほしい。また、子どもたちを訓練に参加させるのも『ミサイルが落ちてくる』、『戦争しますよ』と伝えるようなものでおかしい」と話していました。

。沖縄県内では去年11月に、日本最西端の島、与那国島で同様の訓練が県内で初めて行われていて、今回の訓練は沖縄県内では2回目です。

 


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