日本全国で、「ひな祭り」の行事が実施
3月 04, 2023 19:23 Asia/Tokyo
日本全国各地で「桃の節句」に当たる3月3日、女の子の健やかな成長を祝う行事「ひな祭り」が行われました。
3月3日の「桃の節句」は日本の年中行事の1つで、「ひな祭り」とも呼ばれ、早いところでは2月から雛人形を飾り親しまれているお祝い行事です。
日本の報道各社および、ロシア・スプートニク通信によりますと、今年も、去る2月下旬から各地の神社の階段や街角などを利用して、ひな祭りにちなんだ見事なひな壇飾りが設けられました。
「桃の節句」と呼ばれるようになったのは、旧暦の3月3日の頃に桃の花が咲くことや、桃は魔除けの効果を持つと信じられていたことに由来しています。
雛壇は平安貴族の姿を模したものですが、雛人形の始まりのひとつに、平安貴族の子女の遊びとして「ひいな遊び」というのがあります。
また雛人形は、昔の人形(ひとがた)や流し雛の風習の通り、お雛様に女の子の穢れを移して厄災を身代わりに引き受けてもらうためだとも言われています。そんな子どもに災いが降りかからないようにという家族の願いや、人生の幸福が得られるようにという気持ちを込めて、「桃の節句」には雛人形を飾る風習が全国に広まり「桃の節句」「ひな祭り」と呼ばれて定着していきました。
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