浜田防衛相、北朝鮮「軍事偵察衛星」の破壊準備を命令
(last modified Sat, 22 Apr 2023 09:23:51 GMT )
4月 22, 2023 18:23 Asia/Tokyo
  • 浜田防衛相
    浜田防衛相

日本の浜田靖一防衛相が自衛隊に対し、必要な場合に備え北朝鮮の「軍事偵察衛星」を破壊する準備を整えるよう命令しました。

日本の報道各社によりますと、浜田防衛相は22日土曜、「弾道ミサイルなどに対する破壊措置を命じる可能性があることから、所要の準備を行う」としています。

また防衛省が公表した声明の中で、浜田氏は衛星打ち上げに使用されるロケットの撃墜を排除していません。

声明によれば自衛隊は今後、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の配備と、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載のイージス艦の展開に向けた作業を進めるということです。

自衛隊は以前から、ロケットの破片が日本領域に落下する事態を警戒しています。

北朝鮮は今月19日、同国初の軍事偵察衛星打ち上げに向け最終的な準備を進めていると発表していました。

先週にも、北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党総書記は、米国と韓国からの脅威に対抗するために、北朝鮮初の偵察衛星の打ち上げ準備を継続するよう国内当局に命じています。

北朝鮮は以前、偵察衛星について、早ければ今年4月までに準備が完了する可能性もあると表明していました。

 


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