4月 26, 2023 13:41 Asia/Tokyo
  • 日本維新の会の鈴木宗男参院議員
    日本維新の会の鈴木宗男参院議員

日本維新の会の鈴木宗男参院議員が、大型連休中にロシアへ渡航する計画を立てていることがわかりました。

日本の報道各社が26日水曜、複数の政府関係者の話として報じたところによりますと、ロシア通として知られる鈴木宗男議員が、ロシアの首都モスクワに渡航で調整しているのは、大型連休中の来月3日から7日の日程で、すでに国会に海外渡航届けを提出しています。

外務省は、ロシアほぼ全域にレベル3の「渡航中止勧告」を出していますが、関係者によりますと、26日水曜の参議院・議運理事会で了承されました。

一方、鈴木氏は、渡航先で要人と面会できるめどが立たなかった場合、渡航をとり止める意向を示しているとされ、今回のロシア渡航が実現するかは不透明だということです。

また、「ロシア渡航について、日程等、誰と会うのか?」という記者団の取材に対しては「今はまだ全く白紙の状態です」と述べました。

鈴木氏はこれまで、ウクライナ危機をめぐり、「いま日本がロシアとの関係を断つわけにはいかない」と主張しています。

鈴木氏はロシア通として知られ、ロシアのウクライナ特殊軍事作戦に対して「一方的な情報に流され、どこまで正確で信憑性があるのかわからない中で、『善』『悪』と決めつけて良いのか」との疑問を提示してきました。

また「G7外相会合で相も変わらずロシア非難をしているが、『停戦、話し合いをすべき』という提言は出てこない」として、「非難や批判を繰り返しても紛争は長引くだけである。G7、G20の主要国が結束して仲介の労をとり、仲立ちを進言するのが役割だと思うのだが」とG7が停戦に乗り出さないことへの不満を表明しています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ