May 08, 2023 14:13 Asia/Tokyo
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日本外務省が8日月曜、新型コロナウイルスへの対応として、全世界を対象に出していた渡航や滞在に十分な注意を促す「感染症危険情報」(レベル1)を同日付で、全て解除すると発表しました。

日本の報道各社によりますと、外務省はWHO世界保健機関が今月5日、新型コロナに関する緊急事態宣言を終了したことなどを踏まえ、世界的に感染状況が改善していると判断しました。

外務省は新型コロナに対する感染症危険情報を巡、中国・武漢市で感染が拡大していた2020年1月、中国全土を対象にレベル1を初めて発出しました。

その後は、世界各地で感染が広がるにつれ、対象地域の拡大やレベルの引き上げを実施し、一時期はレベル3(渡航中止勧告)の対象が100カ国・地域にも及んでいました。

なお、日本では8日から新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが、「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。

これにより緊急事態宣言を含む行動制限の措置はなくなり、政府が一律で要請してきた感染対策は個人の判断に委ねられます。

国内で感染者が初めて確認されてから約3年4カ月が経過し、今後は「脱コロナ」が本格化する中、停滞した社会・経済活動をいかに回復させるかが焦点となります。

 


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