日米比が来月1日から合同演習 海上警備隊間で初実施
(last modified Mon, 29 May 2023 10:00:07 GMT )
May 29, 2023 19:00 Asia/Tokyo
  • フィリピン艦艇
    フィリピン艦艇

日本、フィリピン、米国の海上警備隊が、6月1日から7日までフィリピン海域で合同演習を初めて実施します。

ロシアのスプートニク通信によりますと、フィリピン沿岸警備隊のアルマンド・バリロ報道官は、この演習についてツイッターで、「通信・操縦・写真演習、海上法執行訓練、捜索救助・通過訓練を通じて相互運用性を強化する予定」と明かしました。

この演習では、フィリピンが艦艇4隻を、米沿岸警備隊と日本の海上保安庁が艦艇「USCGCストラットン (WMSL-752) 」と 「あきつしま(PLH-32) 」を派遣することになっています。

この3カ国はこれ以前にも、安全保障担当高官による協議の枠組み創設に取り組んでいると報じられていました。

フィリピンと米国は、4月に過去最大規模の合同軍事演習「バリカタン2023」を行っているほか、米軍が駐留するフィリピン領内の基地数を拡大することでも合意していますが、ロシアと中国の専門家は、米比軍事協力の拡大のもたらす結果について警鐘を鳴らしています。

 


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