東京都心は8月全日が真夏日、1か月すべての日が“真夏日”になるのは観測史上初
8月 31, 2023 17:10 Asia/Tokyo
東京都心では観測史上初めて、8月のすべての日が摂氏30度以上の真夏日となったことが明らかになりました。
日本の報道各社によりますと、東京都心では31日木曜も午前の早い時間帯から気温が上がり、30度を超える真夏日となりました。
これにより、東京都心ではひと月のすべての日が30度以上の真夏日となったことになり、これは気象庁が1875年に観測を始めて以来、初めてのことです。 また、東京都心では今年の猛暑日の日数も、おとといにあわせて22日と過去最多を更新しています。
日本では31日木曜も、広い範囲で日差しが強まり、近畿から北日本の各地で猛暑日となり、各地で厳しい残暑が報告されました。
特に日本海側ではフェーン現象の影響で非常に厳しい暑さとなっていて、新潟の新津で39.4度、秋田の横手で39.2度と、いずれも観測記録を更新しました。
なお、日本の気象庁が発表した9~11月の3カ月予報によりますと、地球温暖化や南米ペルー沖の海面水温が上がる「エルニーニョ現象」の影響で、全国的に高温となるということです。特に9月は残暑が厳しく猛暑日が増える恐れがあり、気象庁は熱中症に注意が必要だとしています。
タグ