10月 07, 2023 20:28 Asia/Tokyo

今年のノーベル文学賞が発表された5日木曜夜、東京都新宿区の紀伊国屋書店本店でパブリックビューイングが開かれました。

日本の報道各社によりますと、2006年から有力候補に挙がり続けている日本の作家・村上春樹氏(74)の受賞の瞬間を見届けようと、会場には40人以上が来場し、店内に設置されたモニターを固唾をのんで見守りました。

日本時間の5日午後8時過ぎに発表の時を迎え、ノルウェーの劇作家、ヨン・フォッセ氏の受賞が発表されると、会場からは一斉に「あぁー…」とため息が漏れました。

その後は拍手が巻き起こり、集まったファンたちは「残念でしたね」「来年こそは!」などと声をかけ合っていました。 

村上氏ではないことを知った会場のハルキストは、頭を抱えた人もいれば、落胆する間も無く、足早にその場を離れる人もいました。

 村上作品のファンだという東京都豊島区の大学3年の男性(22)は「今年こそ村上さんにぜひ取ってほしかったので、残念」と苦笑いするとともに、「ヨン・フォッセという人は(今回の発表で)初めて知った。ぜひ読んでみたい」と語り、海外文学が並ぶコーナーに視線を向けていました。

 


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