アメリカ国防長官の日本訪問
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アメリカのカーター国防長官が、5日月曜、日本を訪問しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
12月 06, 2016 16:18 Asia/Tokyo
  • アメリカ国防長官の日本訪問

アメリカのカーター国防長官が、5日月曜、日本を訪問しました。

ミールターヘル解説員

カーター国防長官は、国防長官としての最後の外遊先のひとつに日本を選びました。こうした中、日米の同盟関係の継続や北朝鮮の脅威への対応方法に関する、アメリカのトランプ次期大統領の政策に対し、大きな懸念が存在します。

実際、カーター長官の訪問の目的は、アメリカの東アジア最大の同盟国である日本を安心させることにあります。両国は何十年も前から緊密な軍事・防衛関係を有しています。現在、日本各地には、この国を中国や北朝鮮、ロシアの脅威から守るためと称して、およそ5万人のアメリカ兵が駐留しています。こうした中、トランプ氏の就任によって、このような状況が変化する可能性が生まれており、そのことが、日本の政府高官の強い懸念を招いています。

トランプ氏は、選挙戦の中で日本や韓国との同盟関係の重要性に疑問を呈し、「これらの国はアメリカ軍の駐留経費の負担額を増やすべきだ」と語りました。トランプ氏は、「アメリカは日本を守るが、アメリカが攻撃を受けた場合、日本にはアメリカを守る義務がない。一方でもし日本が攻撃されれば、第3次世界大戦に入る」と強調していました。

一方、アメリカの治安・軍事関係者はそれとは異なる見解を持っています。これらの関係者は、日本はアメリカ軍の駐留費の16億ドルを負担しているため、この協力はアメリカにとって十分なものだとしています。現在、日本が抱える問題のひとつは、尖閣諸島の領有権を巡る中国との対立です。アメリカはこれまで何度も、日本の領有権の主張への支持を示してきました。

現在、アメリカと中国のアジア・太平洋地域における緊張も高まっています。そのためアメリカは、常に、アジア・太平洋地域での軍事駐留を拡大しています。カーター長官は、アジア・太平洋地域でアメリカが軍事駐留を強化する目的は、中国の軍事力の拡大に対抗するためだとしています。アメリカの最大の目的は、治安問題に関してアジアを重視することです。この中で、アメリカの安全保障上の取り決めが変更され、この地域に対して拡大される予定です。

アメリカ国防総省は、これまで何度も、アメリカの同盟国、特に日本に対して、中国の拡張主義に対抗する上で、アメリカがこれらの国を支援という取り決めの遵守を約束しています。現在、アジア・太平洋地域の問題、特に南シナ海や東シナ海の近隣諸国と中国の対立に対するアメリカの干渉が拡大しています。アメリカ政府はこの中で、中国の近隣諸国を支持すると同時に、これらの国との軍事・兵器協力を大幅に拡大しています。

こうした中、このようなアメリカの行動は、中国にとっても明らかです。そのため中国は、ロシアと共に、二国間協力の枠内で、アメリカの軍事・安全保障面での脅威に対抗するため、共通の政策を取ろうとしています。アジア・太平洋地域でのアメリカの干渉的なアプローチ、中国を脅威と呼ぶ新たな軍事戦略の発表により、中国は、可能な限りの軍事力の強化、特にミサイル能力の拡大を検討しています。中国はこの中で、ロシアの幅広い協力を得ています。と同時に、アメリカ海軍による最近のの艦船60隻のアジア太平洋地域への派遣は、日本や韓国におけるアメリカのミサイル防衛システムの配備と共に、中国やロシアがこれまで以上にアメリカの目的を恐れる原因となっています。そのためこれらの国は、軍事力を強化し、合同軍事演習などの軍事協力を拡大しようとしているのです。