三重県伊勢市で、初の日・イ宗教対話が開催
9日土曜、三重県伊勢市で、日本のイスラム学者や思想家らが出席し、「イスラムと神道における家庭の位置づけ」をテーマに、日本とイランによる初の宗教対話が開催されました。
イルナー通信によりますと、イラン・イスラム文化交流庁のエブラーヒーミートルキャマン長官は、「今回の対話の場は、両国国民の相互理解を深める上で有益だ」とし、「日本人にとってのイランの歴史と文明の栄光や魅力、そして日本国民に対するイラン人の敬愛の念や関心は、両国の文化交流拡大の重要な要素として効果的な役割を果たしている」と語りました。
また、「両国の関係拡大に向けた大きな可能性として、日本の多数のイラン・イスラム学者、そして日本政府から瑞宝小綬章を授与された人々を含む、イランの日本学者の存在が挙げられる」と述べました。
さらに、日本駐在のラフマーニーモヴァッヘド・イラン大使も、この会合にメッセージを寄せ、「イラン、そして神道の古い文明は、世界の顕著な人類文明であり、多くの研究者の間ではイランと日本の文明や文化には多くの共通点があると考えられている」と述べました。
なお、この会合では伊勢市にある皇學館大学の清水学長が、今回の宗教対話の開催に喜びの意を示し、「日本は、古来の文化や習俗、自らの伝統を維持しつつ、世界において科学技術の最高レベルに達成することができたアジア初の先進国である」と語りました。
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