安倍首相、「全ての関係国がイラン核合意の責務を履行すべき」
(last modified Fri, 25 Oct 2019 06:46:45 GMT )
10月 25, 2019 15:46 Asia/Tokyo
  • 安倍首相とジョネイディ副大統領
    安倍首相とジョネイディ副大統領

日本の安倍総理大臣が、世界の平和と安全維持に果たすイラン核合意の重要性に言及し、「日本はこれまでどおり核合意を支持する。全ての関係国に対し自らの責務を履行するよう求める」と語りました。

イルナー通信によりますと、安倍首相は24日木曜、東京でイランのジョネイディ副大統領と会談し、今年がイラン・日本外交関係樹立90周年という節目に当たることに触れ、様々な分野で両国が関係を結んでいることは喜ばしいとしました。

一方のジョネイディ副大統領も、日本訪問を喜ばしいものだとし、両国の政府高官による会談が、両国の歴史ある友好関係の重要性の証だとしました。

また、イラン核合意支持に向け日本が働きかけていることに謝意を示し、「イランは常に核合意の責務を履行してきた。IAEA国際原子力機関も過去15回にわたってこれを承認している」と述べました。

さらに、「核合意存続に必要なのは全ての関係国による責務履行、そしてイランがそれによる利得を得られることだ」としました。

両者はさらに、日本・イランの協力拡大、並びに中東における平和と安定の確立に関して意見を交わしました。

ジョネイディ副大統領は、新天皇の即位を内外に正式に宣言する儀式・即位礼正殿の儀に参列するため、代表団を率いて日本を訪問しています。

今月22日、徳仁新天皇陛下はイランなど180カ国の代表者が参列する中、正式に即位を宣明しました。

 

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