新型コロナの拡大で、北方領土ビザなし交流が全面中止
8月 15, 2020 18:39 Asia/Tokyo
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新型コロナの感染拡大で、北方領土ビザなし交流が全面中止
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今年予定されていた北方領土住民と日本国民のビザなし交流がすべて中止になったことが明らかになりました。
共同通信は、実施団体である「北方四島交流北海道推進委員会」などが、今年は5月から9月に日本人と北方領土4島に在住するロシア人による相互訪問が計9回計画していたが、参加者の感染リスクを排除できないことなどから中止を判断した、と報じました。
ビザなし交流は1992年に始まった日本人と北方領土在住ロシア人による交流事業で、全面中止は開始以来初めてとのことです。
日本人による北方領土へのビザなし渡航には3つの枠組みがあり、「墓参」についても今年計画した3回すべての中止が決まっています。
また、元島民が生まれ故郷である同諸島を訪ねる「自由訪問」も実施は厳しいとみられています。
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