ホンダと日産が統合を模索か
日本の自動車メーカーのホンダと日産が統合を模索していると報じられました。
英紙フィナンシャル・タイムズの電子版は、日本政府が仏ルノーと日産自動車、三菱自動車のアライアンス破綻を怖れ、日産とホンダの統合をお膳立てしようとしていると報じました。
この記事によれば、日本政府関係者は昨年末、ルノーと日産の関係破綻による損失への懸念から、この統合を法的見地から検討したということです。
日産の元会長ゴーン氏の裁判が大騒動を巻き起こし、安倍首相の顧問団は、フランス国民の落胆により両国の同盟関係が崩壊し、この問題が日産に与える損失などを危惧しています。
一方、日産とホンダは新型コロナウイルスの影響で、それぞれが自社の他の重要問題に注力しなければならなくなったため、この案は当面は見送りとなりました。
他方で、ホンダの部品やモーター製造における設計は、日産の自動車での使用に適さず大量生産は不可能と見られています。
両ブランドのビジネスモデルも大きく異なり、日産の主な焦点は乗用車ですが、ホンダの販売のほとんどはオートバイ、発電所設備、重機です。
近年、収益性の向上を目指して多くの自動車メーカーが合併し始めています。
フランスのプジョーシトロエングループは最近、フィアットクライスラーと合併し、世界第4位の自動車メーカーになりました。
この新しいブランドの製品は、ステランティスの商標名で供給されます。
フォードとフォルクスワーゲンはまた、新しい自動車製品を統合して発売することについて話し合っています。
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