武田総務相、日本の携帯料金の大容量プランは「かなり高い」
9月 23, 2020 20:53 Asia/Tokyo
武田良太総務相が、日本の携帯電話料金の大容量プランが、諸外国と比較して「かなり高い水準」との見方を示しました。
ロイター通信が23日水曜、東京から報じたところによりますと、武田総務相は同日、共同通信などのインタビューにおいて、「国民や事業者の意見を聞いた上で、安価で納得でき使いやすい料金サービスはどういうものか、しっかり見極めたい」と語りました。
また、「健全な競争原理が働いて国民のためになる安価な料金が設定されることが一番理想とするところ」とし、「健全な競争環境をいかに作り上げていくかを真剣に考える必要がある」と述べています。
携帯電話料金については、菅義偉首相が引き下げの必要性に繰り返し言及していることから、総務相は、他社への乗り換え手続きや複雑なプランの問題などにも積極的に取り組むとし「総合力で目的を果たしたい」と語りました。
一方、第5世代移動通信システム「5G」関連のインフラ輸出について「トップセールスなどを通じた直接的な働きかけを含め積極的な取り組みを進めたい」と述べています。
総務省は、通信ネットワーク整備や遠隔医療などの重点プロジェクトを海外展開の行動計画に設定しています。
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