コロナによる失業者、製造・飲食業などで多数
(last modified Tue, 29 Sep 2020 07:59:22 GMT )
9月 29, 2020 16:59 Asia/Tokyo
  • コロナによる失業者、製造・飲食業などで多数
    コロナによる失業者、製造・飲食業などで多数

厚生労働省の調査から、新型コロナウイルスの影響による失業者数が、見込みも含めて製造業では1万人を超えたことが明らかになりました。

NHKによりますと、飲食業での失業者数も1万人近くに上り、コロナの影響は幅広い業種の雇用に及んでいます。

厚生労働省が29日火曜、全国のハローワークなどを通じて発表した今月25日時点の情報によりますと、今年1月末から9月25日までに解雇や「雇い止め」による失業者数は、見込みも含め6万923人となっています。

業種別では「製造業」が1万180人、「飲食業」が9906人、また「小売業」が8623人、「宿泊業」が7837人など相当数に上り、コロナの影響は幅広い業種に及んでいます。

しかも、この調査は、ハローワークなどが確認したデータであることから、実際の失業者数はこれよりはるかに多いと予想されています。

また、日経新聞によりますと、新規求人はほぼ全業種で絞られ、一部では失業者の増加はリーマン・ショック後の100万人を上回るとも予測されています。

厚生労働省は「雇用調整助成金」などを積極的に活用し、企業に雇用維持を促すとともに、再就職支援を進める方針を表明しています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio