加藤官房長官、「中国船の2日以上の尖閣沖滞留に関して、中国側に厳重抗議」
10月 13, 2020 19:35 Asia/Tokyo
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加藤勝信官房長官
加藤勝信官房長官が、尖閣諸島周辺の日本領海内に中国の公船2隻が今月11日午前から滞留していることについて、中国側に強く抗議していることを明らかにしました。
ロイター通信が13日火曜、東京から報じたところによりますと、加藤官房長官は同日午後、記者会見し、尖閣諸島周辺の日本領海内に中国の公船2隻が今月11日午前から滞留していることについて「侵入から丸2日以上、こうした状況が続いていることは遺憾だ、と述べています。
また、 海上保安庁の巡視船が繰り返し退去要求を実施するとともに、日本政府として外交ルートを通じて中国側に厳重に抗議しており、13日午前も東京、北京で速やかに日本の領海から退去するよう強く求めたことを明らかにしました。
第11管区海上保安本部(那覇市)によりますと、今回の中国公船の連続滞在時間は13日午後3時時点で52時間を超過しており、これは2012年に日本政府が尖閣諸島を国有化して以降、最長記録となっているということです。
尖閣諸島問題は、日本と中国の長年の対立の焦点となっています。
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